<プレスリリースのお知らせ>株式会社プロアスは、ブレインハーツ株式会社と業務提携を行い、Salesforce1 Platformをベースとした”医療介護のクラウドソリューション”の提供を開始します。
2015/09/15 プレスリリース
株式会社プロアス(本社:大阪府大阪市淀川区、代表取締役社長 伊藤 泰充)は、ブレインハーツ株式会社(本社:東京都江東区 代表取締役社長 板井 博)と業務提携を行いセールスフォース・ドットコムが提供するSalesforce1 Platformをベースににした、医療介護・ヘルスケア領域に対するクラウドソリューションの提供を開始します。
■背景:高齢化対策と医療連携の強化の必要性
日本はこれまでに経験したことのない超高齢化社会を向かえようとしています。中でも医療や介護は早急に対策すべき重要課題です。高齢者が増えればそれに比して医師や看護師、介護士などが増えなければなりません。 しかしすでに医師・看護師・介護職員は不足しており、団塊の世代が全て後期高齢者(75歳~)に入る2025年には深刻化することが予測されます。
厚労省のデータでは、2025年には国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上であり、必要看護師数は、現在の約150万人→200万人(2025年推計値)、必要介護職員数は現在の約150万人→237~249万人(2025年推計値)とされています。 国民の多くが自宅での療養を望んでおり、住み慣れた地域で必要な医療、介護のサービスを受ける体制が求められています。
対応策として厚生労働省では在宅医療、在宅介護の推進を図っています。2025年に向けた医療提供体制の改革の一環として、平成26年6月25日に「医療介護総合確保推進法」が施行され、病床機能報告、地域医療構想、医師看護師確保策、チーム医療の推進、勤務環境改善等の施策を実施しています。しかし、さまざまな施策は始まっていますが、在宅医療や介護の現場にいる看護師や介護職員の多くが医師と連携を取りにくいと感じている等の諸問題が同時に発生しており、円滑な連携体制の充実が求められています。
■プロアスが提供する価値
今回、医療系システム開発で実績のあるプロアスと、クラウド、モバイル端末を活用するアプリケーション開発に強みを持つブレインハーツが協業することで、これら在宅医療や介護に関する諸問題の解決に貢献する新たなソリューションを展開します。両社で最新のクラウドやウェアラブルコンピューティング、IoTの技術を活用し、在宅医療、地域医療連携分野において役立つアプリケーションを開発し提供します。
今後、Salesforce.comから発表された「Health Cloud」との連携も視野に進めていく予定です。
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