現在、開発中のＭＤ（マーチャンダイジング）分析用のシステムでは、実際に使用されることになる営業担当者様との 打ち合わせを行い、日常業務の中で営業担当者様が売上向上の為に見ている資料、見ている角度をお聞きします。

お聞きした内容から、システム化を行うことで、集計業務の時間を短縮したり、より精度の高い売上分析ができないかを日々検討しています。

今のお客様と仕事をさせていただいて６年程になりますが、システム担当者様だけでなく、経理担当の方や、営業担当の方とも繋がりができ、訪問した際には皆様から 声をかけて頂けます。 そんな人と人との繋がりを感じる局面で、喜びを感じます。

入社４年目あたりのプロジェクトで、主担当として打ち合わせから開発までを行っていた時の事です。

そのプロジェクトは、比較的小規模で、メンバも私を含めて５名ほどで、メンバの中では私が最年長な位、若手主体のプロジェクトでした。 メンバ全員の経験不足によるスキル不足やお客様の業務の理解不足から、プロジェクトの各フェーズで様々な問題に直面し、作業が夜遅くなる事も多々ありました。

メンバの頑張りもあり、約束の納期に間に合わせる事ができました。
そこでのシステム導入時の作業を行い、エンドユーザー様へ説明した後の事です。 システム担当の方ではない方から、「すごく見やすい！」「使いやすい！」との言葉を頂く事ができました。

単純な感想かもしれませんが、それまでの苦労があったせいか、その言葉が心に残り、５年以上経った今でも忘れられない出来事として残っています。

私は就職に関して、少しのハンディキャップがあり、正直なところ、「就職活動は難しくなるだろうな」と思っていました。

そんな理由もあり、なかなか就職活動に意欲的になれず、就職活動を開始したのもかなり遅くなってからでした。
いくつかの企業の説明会、面接を受けたのですが、採用はもらえず、半ばどうでもよくなってきた時に、プロアスの募集と巡り合いました。

説明会では、具体的な言葉は覚えていないのですが、何か感じるところがあり、面接では、自分に不利になることもあえて隠さず、ありのままを話しました。
結果、採用され、今に至ります。

当時の社長に、「なぜ私を採用したのですか？」と聞いた時の回答に、採用する社員を一人の人間として見ていたのだなと感じました。 そんな人物に出会えたことの「縁」、それまでの企業から不採用だった事も「縁」なのだと思っています。