<プレスリリース>株式会社プロアスは「在宅医療」支援事業への注力を宣言します・コーポレートサイト全面リニューアルのお知らせ
2016/11/21 プレスリリース
医療・介護業界向けシステム開発・販売を手がける株式会社プロアス(本社:大阪市淀川区/代表取締役 伊藤泰充)は、1978年の設立から約40年間、医療機関のパートナーとして医事会計システムの開発・販売に取り組んできました。そのようなプロアスは今後「在宅医療支援」に注力することを宣言いたします。
■在宅医療支援に舵を切る背景
日本は急速に高齢化が進み、75歳以上の後期高齢者が2,179万人に達する2025年問題が間近に迫っています。増え続ける医療費の問題を解決するために日本の医療は「病院から在宅へ」のシフトの過程にあります。その一方で、認知症患者の引き起こす事故の増加、看取り難民、遠距離介護・ダブルケアによる介護離職など様々な問題も顕在化してきています。
この状況に対しプロアスは、長年培ってきた医療機関支援のノウハウ・ネットワークを総動員し「在宅医療支援」に注力すると決めました。
(参考)在宅医療の最近の動向(厚生労働省医政局指導課 在宅医療推進室)
■具体的に何を提供するか
在宅医療は、医師・看護師・ケアマネジャーを始め、多職種が連携して提供するチーム医療です。プロアスはこれらの職種の中でも特に在宅医療の医療面の中核である医師(在宅療養支援診療所)の経営支援を行います。
2025年には75歳以上の後期高齢者数が2,179万人に達する状況に対し、在宅療養支援診療所の数は現時点で1.5万件程度と今後圧倒的に不足することが予想されます(※)。このように医師の確保が急務であるにも関わらず、在宅療養支援診療所の開設基準である24時間365日受付体制などが医師自身の大きな負担となり、在宅医療を志す医師の増加を妨げています。
この状況の解決に向け、プロアスは在宅療養支援診療所を経営する医師の負担軽減を目指す各種サービスを提供していきます。具体的には、業務システムの提供(在宅患者情報管理システム・電子カルテ・医事会計システム等)、業務アウトソーシング、コールセンターなど、医師が診療所を経営するために不可欠なソリューションを提供し、事務的な業務負担を軽減することで、医師が本来求められる医療行為に専念できるよう包括的なサービスを提供していきます(2017年春以降順次リリース予定)
■コーポレートサイトのリニューアル
2016年11月「医療介護のミライを ITと人の力でもっと明るく」をテーマにコーポレートサイトを全面リニューアルしました。
メインビジュアルには「質の高い医療と介護で高齢者を守り、そして、新しい世代に明るい未来を創る」という意志を込めています。今後はセミナー開催情報や情報ブログなどを設置し、医療・介護における幅広い情報発信を行うサイトに成長させていく予定です。
プレスリリース本文は以下を参照ください。