【平成28年度補正 IT導入補助金】病院経営者に朗報!院内ITシステムを導入すると最大100万円を受け取るチャンス!

電子カルテや医事会計システム、再来受付機など病院のITシステムは高額なものばかり。少しでも価格を下げるために業者と交渉したのにも関わらずたった数十万しか下がらなかったという経験をお持ちの病院経営者は少なくないのでは?

そんな病院経営者に朗報です!平成28年度から経産省が進めている「サービス等生産性向上IT導入支援事業」の中の「IT導入補助金」の公募が始まりました。なんと最大100万円の補助金が支給されます!ご自身の病院で院内ITシステムをご検討中でしたら「IT導入補助金」を活用するチャンスです!

ただしこの「IT導入補助金」には申請期間や条件がいくつかあります。
そこで今回は「IT導入補助金」について詳しくご説明いたします。

IT導入補助金の目的とは?

「IT導入補助金」とはサービス等生産性向上IT導入支援事業で、中小企業・小規模事業者等がITシステム(ソフトウエア、サービス等)を導入する購入費の一部を補助することで、中小企業・小規模事業者等の経営力向上を図ることを目的とするものです。

 

病院や介護施設も補助対象事業者

本補助金の補助対象者は、日本国内に本社及び実施場所を有する中小企業者等に限ります。本事業における中小企業者等とは「中小企業等経営強化法」第2条第1項(※1)に規定する者並びに医療法人・社会福祉法人及び特定非営利活動法人を原則とし、具体的には以下の表に記載する者を言います。
※1.第二条この法律において「中小企業者」とは、次の各号のいずれかに該当する者をいう。一 資本金の額又は出資の総額が3億円以下の会社並びに常時使用する従業員の数が3百人以下の会社及び個人であって、製造業、建設業、運輸業その他の業種(次号から第四号までに掲げる業種及び第五号の政令で定める業種を除く。)に属する事業を主たる事業として営むもの

平成28年度補正 サービス等生産性向上 IT 導入支援事業 公募要領の補助対象となる事業者(事務局サイトより)

医療法人、社会福祉法人の資本金と従業員数はサービス業と同じ条件となります。
【資本金】5,000万円以下
【従業員(常勤)】100人以下

 

補助金の対象となるITシステムは?

「IT導入支援事業者」があらかじめ事務局から承認を受け、事務局のホームページに補助対象 サービスとして公開されたITシステム(ソフトウエア、サービス等)が対象となります。

※ハードウェアは対象外となります。ホームページ開設・運営、クラウドサービス等の利用料は導入後の1年間が対象となります。 (既存ホームページの更新・改修費用は含まれません)
※IT事業支援事業者とは、事務局より指定を受けたソフトウエアやサービスを提供するIT企業や製造元などです。IT事業支援事業者が登録したITシステムが対象となります。
※IT事業支援事業者やITシステムは、IT導入補助金のサイト「IT導入支援事業者・コンソーシアム検索画面」で探すことが可能です。

補助金の上限額・下限額・補助率は?

補助対象経費の区分に対し補助率を乗じて得られた額の合計について、補助上限・ 下限額の範囲内で補助金が支給されます。

【上限額】100万円(導入費150万円×2/3=補助金100万円)
【下限額】20万円(導入費30万円×2/3=補助金20万円)
【補助率】2/3以下

※補助金は後払いです。さきに申請を行い実施後に必要な資料を提出して確認を受けて初めてお金を受けとることができます。

 

IT導入補助金の申請方法は?

IT導入補助金はITシステムの導入から納品までIT導入支援事業者が実施するため、IT導入支援事業者が代わりに申請を行うことが特徴です。申請から交付までの進め方は下記の通りです。

1.申請前の準備

補助金の申請を行う補助事業者はITシステムを導入することで生産性向上や業務効率化などの目標を設定し、計画書を作る必要があります。
※計画書作成については、専門家から支援を受けることができます。

2.IT導入支援事業者を選ぶ

計画書を実現するために必要なITシステムを導入するためのIT導入支援事業者を選びます。

3.交付申請

交付申請は、IT導入支援事業者へ代理申請を依頼します。

4.交付決定

申請すれば必ず補助金が支給されるわけではありません。事務局が審査を行い決定します。交付決定の連絡を受けた後にIT支援事業者に報告を行い補助事業を開始します。
※交付決定前に契約・導入し発生した費用は補助の対象外となります。必ず交付決定の連絡を受けた後に補助事業を開始して下さい。

5.補助事業の開始

交付決定後、対象のITシステムを導入するため、IT導入支援事業者との導入や契約、納品の確認、支払いなどを進めます。
※この期間内に導入と支払いを完了して下さい。その後、迅速に運用を開始することが求められます。

6.完了報告

支払い・実績報告書を作りIT支援事業者に提出します。完了日から起算して30日を経過した日、または指定日のいずれか早い日(完了報告期間)までに行います。

7.補助金の支給

事業を実施されたことが確認された後、補助金が支払われます。
※計画書通りの目標が達成できなかった場合でも補助金は解消されないようですが、可能な限り達成することが望ましいです。

IT導入補助金の公募フロー(事務局サイトより)

 

IT導入補助金の申請スケジュールは?

IT導入補助金の申請は、すでに一次募集(平成29年1月27日~平成29年2月28日)が開始されています。平成29年3月31日より2次募集が開始されました。「事業実施期間」は交付決定後~平成29年6月30日、「完了報告期間」は事業完了日から30日が経過した日、平成29年9月29日のいずれか早い日となりますのでご注意ください。


二次募集のスケジュール(事務局サイトより)

 

プロアスはIT導入支援事業者です!

プロアスから対象ITシステムをご購入いただくと補助金の対象になります。

【対象ITシステム概要】
電子カルテシステム
医事会計システム
在宅診療支援システム
レセプトチェックシステム
原価管理システム
勤怠管理システム
再来受付機
IT資産管理システム など

製品や補助金について詳しくお聞きしたいという方はぜひプロアスまでお問い合わせ下さい!

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