病院の窓口業務効率化には欠かせない”再来受付機”の仕組みを徹底解説!

【病院の待ち時間対策】患者満足度アップ!再来受付機のメリットとは?のコラムでは導入効果の事例をご紹介しながら『再来受付機』のメリットをご説明しました。

再来受付機の最大のメリットは”窓口業務の省力化”です。しかし再来受付機が省力化にどう寄与しているのかあまりご理解されていない事務長さんが多いように思います。そこで今回は再来受付機の一般的な機能のご説明と、なぜ再来受付機で窓口業務の省力化が実現できるのかをご紹介します。

再診患者の受付を自動化して窓口の混雑緩和へ!

兵庫県のとある病院の外来患者の初診と再診の内訳が以下グラフの結果でした。

ほとんどの病院では再診患者の割合が多いと思います。
再診患者は病院に来てから診療室に入るまで以下のような流れの受付を行います。

受付に診察券を渡す(月初めの場合は保険証も提示)

受診したい内容を伝える

受付票を受け取り待合室で自分の名前を呼ばれるまで待機する

たったこれだけです。
患者はたったこれだけのことに長い列の中待つのはストレスが溜まりますよね。

これらの受付を代わりにしてくれるのが『再来受付機』なのです。
一例ですが患者が実際に操作する再来受付機の画面の流れをご紹介します。


画面をタッチして進めるだけでいいのでお年寄りの方でも簡単に操作ができますね。

では再来受付機を使うことにより病院の受付スタッフのはどのような業務効率化が図れるのでしょうか?

受付の精度アップ&スピード化

①制御端末で順番が一目で分かる

再来受付機には制御端末が存在します。再診患者が再来受付機で受付を完了した時、患者基本情報、希望受診科・先生などの情報が受付した順番通りに制御端末に入っていきます。これを見てスタッフは順番を間違えることなく患者さんを案内することが可能になります。

②カルテ出庫のスピード化

受付業務で手間取るのがカルテの出庫です。再来受付機が未導入の場合、再診患者が来院して窓口の受付が完了してから受付スタッフがカルテ棚からカルテを探し出しそれを診察室へ運びます。再来受付機を導入すると、窓口で受付スタッフが患者さんとやり取りしている間でも再診患者が再来受付機で受付を勝手に行ってくれるので、プリンターから出てくるカルテ出庫票を見て別のスタッフがカルテを探す作業ができます。これによりカルテを探すタイミングを早めることができます。

 

まとめ

いかがでしたか?再来受付機の仕組みが少しお分かりになられましたでしょうか?

病院の窓口業務は複雑でイレギュラーな事態が発生しやすいところです。少しでも対応が遅れるとすぐに患者さんの列が出来てしまう場所です。窓口が混雑すると患者さんへの対応が悪くなり病院の評判が落ちてしまいます。そうならない為にも再来受付機を導入して病院の受付業務の精度を上げましょう!

しかし、再来受付機を検討しているが、自分の病院に入れて本当に良いものか?と迷われている事務長さんが多いと思います。そんなときはプロアスまでお問い合わせ下さい!貴院に最適なアドバイスをさせていただきます!

 

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