「医療費の後払い」とは?患者・医療機関にとってのメリットを解説!【プレスリリース解説】

プロアスでは、昨年12月よりエムイーエックステクノロジーズの医療費決済サービス「医療費あと払いサービス」の取扱をスタートしました。診察料支払いの新たな手段として注目される「医療費の後払い」とはどのようなものなのでしょうか。患者側・医療機関側のメリットに注目しながら解説します。

「医療費の後払い」ってどんなサービス?

医療費の後払いサービスは、病院での治療にかかった診察料や薬代を、口座振替やクレジットカードなどで後払いすることができるサービスです。

通常の診察時は、診察後に窓口で会計を済ませてから帰宅、という流れになりますが、このサービスを利用することで、診察後支払いを待たずに帰宅できるため、患者の待ち時間を短縮することができます。

現時点で、エムイーエックステクノロジーズ、メディカル・データ・ビジョンなどの企業が参入しており、全国の病院、クリニック、薬局で導入されています。また、横浜銀行が、2018年度から自動精算機を活用して医療費をスマホ決済する新サービスの参入を表明するなど、現在注目されているサービスです。

医療費の後払いによる最大のメリットは、先述の通り「患者の待ち時間を短縮できること」。しかしそれ以外にも、患者側、医療機関側の両方に多くのメリットをもたらすと考えられています。これから、それぞれのメリットについてご説明いたします。

医療費の後払いによるメリット―患者編

それでは、医療費の後払いによる患者側のメリットをみていきましょう。

【メリット1】診察後の待ち時間を短縮できる!

診察後に窓口で会計する必要がなくなるので、診察後の待ち時間を短縮できます。次の予定があり時間に余裕がない方や、体調がすぐれず早く帰宅したい方でも、スムーズに受診することができます。

【メリット2】手持ちの現金がなくても、キャッシュレスで受診できる!

口座振替、クレジットカードなど、現金以外の手段で支払うことができるようになります。よって、手持ちの現金が少ないときや、外出先や夜間に急病になったとき、入院などで高額の医療費を支払うときなども、診察料を気にせずキャッシュレスで受診できます。

医療費の後払いによるメリット―医療機関編

つづいて医療機関側のメリットです。患者側は比較的イメージしやすいと思いますが、医療機関側のメリットはどのようなものがあるのでしょうか。それではご説明しましょう。

【メリット1】患者の「顧客満足度」が向上する!

日本医師会が行った医療満足度についての調査結果によると、患者の不満の理由の第一位は「待ち時間」。待ち時間が短くなること、患者の満足度が向上する可能性があると考えられます。

また、待ち時間短縮によって、待合室や駐車場の混雑が緩和されることも予想されます。これらも、患者の満足度向上につながると考えられ、結果的に病院への集客率向上につながることも期待されます。

日本医師会:第5回 日本の医療に関する意識調査

【メリット2】会計事務にかかる人的・金銭的負担が減る!

会計時に発生する煩雑な事務作業による負担を減らすことができます。

通常の診察では、診察後、点数計算などの作業をすぐに行わなければならず、混雑時には窓口担当者の負担がとても大きくなってしまいます。医療費後払いを利用した場合、患者の少ない時間帯にまとめて事務処理することができるため、業務を効率化することができます。

また、医療費の未払いを防ぐことにもつながり、未収金回収にかかる負担も減らすことができると考えられます。

最大のメリットは…事務作業が効率化されること!

医療費の後払いサービスによるメリットを患者編、医療機関編でご紹介しました。「待ち時間の短縮」以外にもたくさんのメリットがある医療費の後払いサービスですが、これは押さえるべき!メリットを独断で選ぶのであれば、医療機関編の「事務作業が効率化されること」だと考えます(他と比べると地味かもしれませんが…)。

そこで、大切だけど少しわかりにくい「事務作業効率化」によるメリットについて、もう少し掘り下げてみましょう。

【ポイント1】医療機関の経営状況の改善につながる

2016年の厚生労働省の調査によると、医療機関の経営状況は悪化しており、一般病棟の利益率が▲4.2%となるなど、厳しい状況が続いています。そして、経営状況悪化の最大の要因は「人件費の増加」と言われています。

先ほどご説明した通り、医療費の後払いサービスによって、煩雑な会計事務を効率化することができ、人件費などのコストが削減できます。よって、医療機関の経営状況改善につながる可能性があります。

厚生労働省 第21回中医協医療経済実態調査(医療機関等調査)結果報告に対する見解

【ポイント2】医療費の未払いを防ぐ

平成17年の四病院団体協議会の調査によると、医療機関で発生した未払い(未収金)は、調査した約3,270病院で年間219億円に上ることが明らかになっています。未収金を回収する場合、様々な部署の担当者と連携し、根気強く対応することが求められます。しかし、それに伴い負担も大きくなり、本来の業務に支障をきたすことが考えられます。

プロアスが近畿圏の約120の病院に行った独自の調査では、未払いの要因の1位は「会計時の現金不足による不払い」でした。また、少数ではありますが「待ち時間が長いことによる帰宅」という意見もありました。これらの未収金は、医療費の後払いサービスを利用することで防ぐことができた可能性があります。

未収金対策で最も重要なことは「未収金の発生を防ぐ」ことです。発生を防ぐ手段として、医療費後払いサービスは有効だと考えられます。

厚生労働省:医療機関の未収金問題に関する検討会 報告書

【病院経営を圧迫する未収金問題】未収金回収の3つのポイント

2016.04.01

まとめ

医療費の後払いサービスは、診察料や薬代を、口座振替やクレジットカードなどで後払いすることができるサービスです。このサービスのメリットは、「患者の待ち時間を短縮できること」。これによって、医療機関の顧客満足度も高めることができます。そして、医療機関の「会計時の事務負担を減らすことができること」も大きなポイントとなります。人件費削減に加え、手持ちの現金が不足しているなどを理由に未払いの診察料が発生することを防ぐこともできます。

患者にも医療機関にも、多くのメリットがある医療費後払いサービス。プロアスがサポートする在宅医療の現場でも役立つと期待されています。今後どのように活用されるのか、要注目です。

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プロアスでは2017年12月18日から、株式会社エムイーエックステクノロジーズの医療費決済サービス「医療費あと払いサービス」の販売を開始しました。

<プレスリリース>株式会社プロアス、12月18日から エムイーエックステクノロジーズの 「医療費あと払いサービス」販売開始(外部サイトにジャンプします

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